[コラム] デッキの採用枚数の話
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遊戯王カード
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コラム
2025/10/15
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はじめに
こんにちは。焼き鳥大好きダイヤさんです。共食い?知るか。さて、今回は本当に落書きというか。
最近Twitterで採用枚数の話がどうこうというのを見かけて、自分の私見でも書いてみようと思います。
なお、確率の計算には下記のツールをお借りしました。作者様、ありがとうございます。
『複数のカードのドロー・デッキ存在確立(マリガン対応)』
https://yazirusis.com/calc/probability.html
ではいってみましょう。
確率論の話
さっそく確率の話しなきゃいけなくて憂鬱。。。まず前提として、遊戯王におけるカードの最大採用可能枚数は基本的に3枚で、デッキ枚数は40~60枚の範囲です。
以下の記述はその前提で記載しています。
採用枚数による違い
単純な話ですが、「1枚しか入れていないカードを引く確率」よりも、「3枚採用のカードを1枚引く確率」の方が高いことはまぁ計算するまでもないことですよね。実際、デッキが40枚だとして、初手5枚で上記のカードを引く確率は
● 1枚採用 : 12.50%
● 2枚採用 : 23.72%
● 3枚採用 : 33.76%
です。
「増殖するG」を引ける確率ってこんなもんなんですね。
デッキ枚数が増えるほど確率は下がりますが、デッキ枚数によらず、1枚採用よりも3枚採用のカードを引く確率が高いこと自体は変わりません。
数値を見てもらうとわかりますが、1枚採用であっても8回に1回は初手にくる計算です。
「制限カード引かれて負けた」みたいに感じることは結構あると思いますが、8回に1回なので、思っている以上にそういうことは起こります。
デッキ枚数による違い
次に、デッキ枚数における差です。40枚構築のドロー確率は上記ですが、60枚構築の場合について見てみます。
● 1枚採用 : 8.33%
● 2枚採用 : 16.10%
● 3枚採用 : 23.33%
です。
3枚採用ですら4回に1回以下で、1枚採用にいたっては10回に1回以下です。
このため、60枚構築において、制限カードである「隣の芝刈り」だけをアテにするのは無謀といえます (もちろん通ったらかなりの確率で勝てますが) 。
また、3枚採用の場合を比較した際、40枚構築では約3回に1回の確率であるのに対し、60枚構築だと約4~5回に1回という計算でした。
上記の通り、さすがに10回に1回以下をアテにするのは無謀ですが、逆に言えば、「91.67%の確率でそのカードを引かない」とも言えるわけです (「排反事象」という考え方です) 。
つまり、展開に必要だけど引きたくない、いわゆる「ゴミ」は60枚構築の方が採用しやすいと言えます。
ちなみに、60枚構築、興味はあるものの、YP始めてから約7年、一度も握ったことがありません。
まぁ、筆者はBFの病人だからねぇ。。。
デッキ枚数を増やすかどうか
脱線しましたが、話を元に戻します。最後に、デッキ枚数と採用枚数の両方が絡む場合。
「デッキを40枚にするために2枚採用した場合」と「カードを3枚採用するためにデッキを41枚にした場合」を比較してみます。
● 2枚/40枚 : 23.72%
● 3枚/41枚 : 33.02%
となりました。
さておき、特定のカードを、引きたい前提で採用するのであれば、無理に40枚に抑えるよりも、3枚採用してデッキを41枚にした方が、引ける確率は上がります。
ただ、1%未満とはいえ、他の3枚採用のカードを引く確率も下げるので、一概にそれが正しいとは言えません。
さて、ここですごーく余談ですが、ゲートボールの[ガジェット]は、あえてデッキ枚数を増やすことで、被りの弱い「ガジェット」モンスターを重ね引きする確率を下げるという構築があるそうです。先人の知恵ってほんと偉大。
確率論の話はこのくらいにして、次に採用枚数の話をしたいと思います。
採用枚数の考え方
というわけで、やっとカードゲームの話ができます。3枚採用
筆者が考える3枚採用の条件は、大体以下の感じです。● 初動である。
● 重ね引きでもいいから初手に欲しい。
[M∀LICE]で言うなら、前者に該当するものは
● 「M∀LICE<P>White Rabbit」
● 「M∀LICE IN UNDERGROUND」
などで、後者に該当するものは
● 「バックアップ@イグニスター」 (初動兼貫通札)
● 「霊王の波動」 (単純に強い)
● 「灰流うらら」 (Gへの誠意)
などです。
2枚採用
2枚採用の条件は、大体以下の感じで考えています。● 3枚採用の基準を満たすが、準制限カードである。
● デッキにないと展開ができない。
● 効果にターン1があり、重ね引きをしたくない。
● 1枚初動ではないが、それ以外の役目がある (「組み合わせで初動になりうる」「誘発としても使える」など) 。
などです。
[M∀LICE]で言うなら、1つ目に該当するものは
● 「増殖するG」
● 「墓穴の指名者」
で、2つ目および3つ目に該当するものは特になし (「抹殺の指名者」が3枚積めるなら、この理屈で3つ目にしそう)。4つ目に該当するものは
● 「M∀LICE<P>Cheshire Cat」
● 「深淵の獣バルドレイク」
などです。
1枚採用
1枚採用の条件は、大体以下の感じで考えています。● 2枚採用、もしくは3枚採用の基準を満たすが、制限カードである。
● 展開で使うが、素引きしても問題ない。
● サーチが可能。
などです。
[M∀LICE]で言うなら、1つ目に該当するものは
● 「M∀LICE<P>Dormouse」
● 「封印の黄金櫃」
● 「抹殺の指名者」
● 各種「ビーステッド」
などで、2つ目および3つ目に該当するものは各種「M∀LICE」罠です。
おわりに
今回は確率と採用枚数の話を書いてみました。確率苦手ですけど、書いててまあまあ楽しかったです。
ただ、YPならば確率なんぞに頼らず、己のアームの強さを鍛えてこそだと思います。
とまぁ完全に深夜テンションなんですけど、とりあえず、こいつほんとに理系やめた方がいいんじゃないかとは思いました。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事を書いた人




