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[テーマ考察] 道化の一座 (クラウン・クラン)

  • 遊戯王カード

  • 考察

2026/02/05

はじめに


こんにちは。
またひとつ無駄に歳を重ね、爺に一歩近づきました。というかもう高齢者です。
さて、そんな自分語りはさておき、今回は新テーマの「道化の一座 (クラウン・クラン)」について考えてみます。

正直、身内が組んだこともあって、自分で使うことは (このデッキが環境トップにならない限りは) ないと思うのですが、興味ある方が結構いらっしゃるようですし、せっかくなので喋ってみようと思いました。
ではさっそく見てみましょう。

テーマ概要

「BLAZING DOMINION」で登場した新テーマです。

● メインモンスター : 2種 (儀式1/効果1)
● EXデッキのモンスター : 3種 (X1/S1/融合1)
● 魔法 : 3種
● 罠 : 2種

の計10枚が登場しました。

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これだけ見ると、ギミック内でEXデッキのモンスターを正規召喚する方法がないように思えますが、「道化の一座『下稽古』」以外の魔法2種に、EXデッキから召喚条件を無視してモンスターを特殊召喚する (ただし、次のターンの終了時まで自分はデッキ・EXデッキから特殊召喚したモンスターの効果を発動できなくなる) 効果があります。

また、「道化の一座 ホワイトフェイス」以外のモンスターは、共通して、リリースされたときに発動する効果を持っています。
このことから、基本的には、「魔法カードでリリース要員を用意し、A召喚を行う」というコンセプトと思われます。

誘発受け

先日誘発受けの話をさせていただいたので、このデッキの誘発受けも見てみましょう。

● ドロー系
まず、A召喚がコンセプトのため、ドロー系は受けられそうです。
実際、ドロー系をもらったときに相手がドローできる枚数は

● 「増殖するG」「マルチャミー・フワロス」 : 「道化の一座『開演』」と「道化の一座『極芸』」、「創獄神ネルヴァ」の特殊召喚で最大3枚。

● 「マルチャミー・プルリア」 : 「道化の一座 フレア」の儀式召喚と「道化の一座 ホワイトフェイス」のA召喚で最大2枚。


でしょうか。

ただし、展開を止めないといけないので、ドロー枚数などは減ります。
※ただし、「PSYフレームギア・γ」などを採用する場合は、ここからさらに増える可能性があります。

● 「灰流うらら」 (および同様の効果を持っている「聖王の粉砕」)
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初動となる「道化の一座『下稽古』」や「道化の一座 フレア」などに受けるのもそうですが、「道化の一座『開演』」のドロー効果にも受けるので、かなり重い。
また、サーチした後にドロー効果での大量ドローを目指すため、ドロー効果がまとめて止まる「ドロール&ロックバード」も非常に重いと言えます。
ただ、こと「聖王の粉砕」に関しては、使用するデッキの筆頭だった[ヤミー]のシェアが減っており、そこまで気にしなくてもいいかも。

● 「霊王の波動」
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「道化の一座『極芸』」に当てられた場合、展開できなくなる可能性もあり、「そこそこ重く受けるけど、持ち方によっては耐え」くらいの感覚でしょうか。

● 「調和ノ天救竜」

盤面で発動するモンスター効果が「道化の一座 ホワイトフェイス」くらいのものなので、盤面への干渉はあまりされない。そこまで重くないという感想。

● 「ディメンション・アトラクター」

デッキによっては受けたら死ぬ可能性すらあるこのカードですが、このデッキでは受けても展開に大きな影響はなさそうです。

● その他

「道化の一座『開演』」を破壊されてしまうため、「幽鬼うさぎ」あたりを重く受けそうです。

と、ここまで書いて思いましたが、なんというか、誘発耐性が一般の感覚とはだいぶ異なっていますね。

デッキを考えるにあたって

まず前提として、下記はあくまで筆者一個人の意見です。
「勝つためにどうしたらいいか?」が根底にあることをご承知おきください。
あと、展開ルートはその辺を調べれば転がっていると思うので割愛します。
ではさっそく。

デッキの方針

まず、このデッキは何をするのか、考えてみます。
このデッキが出力できるギミック内の妨害は

● 「道化の一座 ホワイトフェイス」の、A召喚成功時の無効効果
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● 「道化の一座 フレア」の、リリース時の裏守備にする効果
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● 各種モンスターのリリース時のバウンス効果

● 「道化の一座『新加入』」の、A召喚成功時の魔法罠破壊 (一応妨害にカウント)
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です。

ここだけを見ると、対応するモンスターがいないリンクおよびペンデュラムデッキに対して妨害が2つしかなく、脆弱に見えます。また、相手の誘発効果の発動を見てから妨害を当てにいけないのも気になるところ。

というわけで、視点を変えましょう。
「道化の一座『開演』」は、そのターンリリースされたモンスターの種類分だけドローする効果を持っています。「この効果で大量ドローし、引き込んだ誘発や罠・もしくはロックするモンスターを相手ターンにA召喚して戦う」という方針が一番強そうです。
幸いにして、汎用札のほかにも

● 「調和ノ天救竜」
● 「ドミナス」2種 (「霆王の閃光」と「聖王の粉砕」)

などを採用できますので、噛み合いはよさそう。

初動

次に、このデッキの初動について考えてみます。
「道化の一座『下稽古』」は、手札コストと引き換えに「道化の一座『極芸』」と「道化の一座 ホワイトフェイス」のサーチを行え、そのままA召喚につながるため、2枚初動と言えます (手札コストがいるので、2枚初動です)。
また、「道化の一座『下稽古』」をサーチできる「道化の一座 フレア」も2枚初動です。
ここまでで計6枚。

次に、ギミック外で初動となりうるカードですが、「ポワソニエル・ド・ヌーベルズ」が、着地時にレベル1の儀式モンスターをサーチする効果を持っています。
「ポワソニエル・ド・ヌーベルズ」は「Concours de Cuisine~菓冷なる料理対決~」で盤面に特殊召喚できるので、これらも初動として使えそうです。

レシピ漁っている感じでは、「Concours de Cuisine~菓冷なる料理対決~」は3枚、「ポワソニエル・ド・ヌーベルズ」は1か3かで割れていた印象。
ここまでで10または12枚。

まぁ、もうちょい初動ほしい気はするけど、いったんこの辺にしておきましょう。

相性のいいカード

このデッキと相性のよさそうなカードを考えてみます。
基本的には、リリースを行うカードとの相性がよさそう。

● 「創獄神ネルヴァ」

このデッキにおいては、効果は読まなくていいです。このカードですが、召喚条件のルール効果に
「種族が異なる自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合に守備表示で特殊召喚できる。」
とあり、その用途で使います。本当にただそれだけです。


● 「深淵の獣バルドレイク」


誘発としてもおなじみ「ビーステッド」。
その中でもこいつは、盤面効果で光または闇属性モンスターをリリースして発動する妨害効果も持っています。
一般的には序列が3番目になりがちなこのカードですが、このデッキにおいては序列最上位です。ちなみに2番目は、このカードや「調和ノ天救竜」をサーチできる「深淵の獣マグナムート。

● 「ポワソニエル・ド・ヌーベルズ」「Concours de Cuisine~菓冷なる料理対決~」


「ヌーベルズ」の人と菓子職人の人。
着地時効果でレベル1の儀式モンスターをサーチでき、この効果で「道化の一座 フレア」をサーチすることでギミックにアクセスできます。
「Concours de Cuisine~菓冷なる料理対決~」は、相手にモンスターを押し付けつつ、「ポワソニエル・ド・ヌーベルズ」を特殊召喚できる効果を持っています。

召喚権を使わず、盤面にモンスターを押し付ける関係で「無限泡影」を無効化させ、「深淵の獣バルドレイク」もアクティブになりますが、相手の盤面に融合モンスターを残してしまうので、処理できるなら処理はしてからターンを返したいところ。

このデッキの弱点

ここまで長々喋りましたが、デッキの弱点も考えてみます。

● 貫通札がない / 止めどころがわかりやすすぎる

まずはこれ。結局のところ、初動はすべて「道化の一座『下稽古』」に触るカードなので、本命の「道化の一座『下稽古』」が止まったら破産します。
止まった場合、展開を通すには特定カード2枚の併せ引きが必要で、だいぶ敷居が高くなる。
「墓穴の指名者」や「PSYフレームギア・γ」など、対策するカードは採用したいところ。


● キルを取りにくい


結構大事な視点。
最高打点は「道化の一座 ホワイトフェイス」の2500。
仮に「調和ノ天救竜」を出していたとしても合計5000。
EXデッキのモンスターの効果が発動できないので、「アクセスコード・トーカー」などにも頼れない。
展開力が高いテーマでもないので、ここは課題。

● 後手の手数の少なさ

初動の細さにも通じるところ。
魔法に対して発動ではなく効果の無効をもらったときにどうするかは課題となりそう。

● 使用した「道化の一座 ホワイトフェイス」を回収できない

友人から教えてもらった。
他のモンスターはリリース時の効果で自身をバウンスできるけど、こいつだけはその方法が取れない。
で、デッキにこのカードがないと「道化の一座『下稽古』」も打てなくなる。

おわりに

いかがでしたか。
最後の方は少し厳しいことも書きましたが、本気で勝ちたいなら少なからず考えないといけない部分です。勝負ってそういうもの。
ただまぁ、もうちょい研究が進んだり新規が出たりしたら環境入り狙えそうな位置にはいるんですよね。展開の独自性もあるし。

というわけで、今回は興味本位で書いてみました。
興味があってデッキが組みたいというそこのあなた。ちょうどいい通販サイトがあるんですよ。トレカエースっていうんですけど。ぜひご利用ください。

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
このあともう1個、似たような記事を書こうと思います。

この記事を書いた人

ダイヤ

ダイヤ

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